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インタビュー連載コラム_Vol.1 「SMART」な人

「SMARTな人」がスタート!

主の栄光教会ってどんな教会なんだろう? その答えは、教会に通う一人ひとりにあると考えます。教会を作っているのは、教会に通う一人ひとり。だからメンバーを知れば、その姿が浮かび上がってくるはずだと、この連載コラムをスタートさせます。教会の掲げるミッションとしてのSMART(Social・Motivative・ART)。そんなスマートな人たちの魅力に迫ります。

File.001 土方海里さん(30代・会社員)

いいものを広めたいというシンプルな思いが自分の根本にあるのに気づきました。


―まずは教会に通うきっかけを教えてください。

主日礼拝に参加するようになった大学4年生まで、学生生活をそれなりに楽しんではいたのですが、一言でいうと「限界を感じて」いて、希望を持ちたかったんです。

―なぜ希望を持てなかったんでしょうか?

小学校、中学校とずっと野球をやってきましたが、上下関係の厳しさや暴力的な指導に違和感をおぼえて高校では剣道をやりました。ゆるい部活でしたし、個人戦なので、野球の経験から逃げたかったのかもしれないです。そうした経緯からスポーツを通じたコミュニティ作りや、スポーツ教育に興味を持って大学ではスポーツ社会学を専攻しましたが、それにも限界を感じてしまいました。何か違うなと。スポーツだけでは限界があるなと。

―精神やもっと深いところにある自分の思いに目が向いていたんでしょうか。では、大学を卒業して今は教会に通われながら、スポーツ関係の仕事に?

最初はスポーツ教育関係の仕事に就きましたが、そこでは「怒られ役の生徒を一人見つけて叱れば、他の子も言うことを聞くようになる」といった変な「コツ」のようなものにフォーカスされており、違和感をおぼえてすぐに退職しました。教育を職業にするよりは、好きな英語を生かせる職場はないかと、今勤務している商社に転職しました。会社では英語の語学力を生かして海外から商材の買付をしていますが、海外への興味や英語が好きになったのは、中学2年生で沖縄に旅行に行った時に出会ったホテルの外国人スタッフの影響が大きいです。肌の色も言葉も違うのに、同じ人間だという点に不思議な魅力を感じました。そこから全く勉強してこなかった英語を猛勉強。1年半のオーストラリア留学も経験して語学を磨き、今の仕事にも繋がりましたね。

―やはり留学が英語上達においては有効な手段ですか?現在の習慣として映画を通して語学勉強に磨きをかけていると聞きましたが、その必要はないのでは?

思った以上に、留学では語学力は伸びなかったと思いますね。今も仕事で英語は使いますが、英語独特の表現やクセのある発音などは聞き取れない。だから、多様な表現が多くの登場人物によって話される映画が格好の教材と思い、映画を通して勉強しています。オンライン英会話もやってみましたが、聞き取れない場合、何度も聞き直しにくい雰囲気があるんですが、映画を観ながらシャドーイングして、聞き取れない所は何度も繰り返せるので上達しやすいと思いますね。

―どんな映画で学習していますか?

暴力的なシーンが苦手なので、そういう描写のないものを選んでいると、アメリカのクリスチャンの人が作った映画にたどり着くことが多いです。クリスチャン系のものではなくても、ヒューマンドラマ系が多いです。映画は、映像の勉強にもなるので役立っています。

―会社でも広報としてご活躍されているとか。その際に映像を作っている?

職場では映像というよりは、年に1回発行している商材を広めるための広報誌の制作やインスタグラムの運営に携わっています。映像制作は、むしろ教会でのほうがメインで、教会の人たちの歌やダンス、演劇などの芸術活動やスポーツの風景を紹介するための映像や、教会の友人が結婚した際のムービーを撮ったりしましたね。

―映像を作る時の原風景になっている作品はありますか?

小さい頃に「トムとジェリー」が好きでずっと見てたんですよ。アカデミー賞をいくつも取ってる名作だと後で知りましたが、何かわからないけど好きでいつも見ていた。同じエピソードを飽きずに何度も。これが原風景になってますね笑)キャラ設定も絶妙ですし、効果音も素晴らしい。映像を作る時にはシーンをどのように繋ぎ合わせていくのかが重要なんですが、「トムとジェリー」は仲が悪いのに時には助け合ったり、短時間にさまざまなドラマを詰め込む構成が秀逸なんですよ!

―そうした原風景があっての、教会での映像制作は4年前から?

カメラやビデオには全く興味がなかったので、今は映像制作をしているのがとても不思議です。もともと教会の楽しい雰囲気やこのような面白い人がいる、というのを純粋に広めたいという思いがあって、「映像にしたら伝わりやすいのでは」と思って映像を始めました。伝え方は、人によっては音楽であったりスポーツであったり、さまざま方法はあるとおもいますが、私は結果的に映像を選びました。実は、私を教会に連れてきてくれた先輩も、映像制作をする人で、彼に出会った時は映像のことなど知らなかったわけですが、幼い時の経験も考えると、何か深いところで繋がっているように思います笑)

―深いところで繋がっているということですが、教会に通っているからこそ感じられた自分らしいなと思うエピソードも聞かせてください。

ある時、会社で新規のアメリカの会社から商材を輸入しようと動きがありました。しかし、会社の人がいくらアプローチしても先方から返事がないんです。それで、土方くんがコンタクトしてみてと言われ、コンタクトを取ることに。そこで、アメリカの昼の時間を狙って日本の早朝の時間に電話をかけてはみましたがまともに取り合ってもらえず、もうダメなのかと思っていた時、御言葉(牧師を通しての説教)で「明け方の時間を生かしなさい」という話があり、その言葉に後押しをされるように、再度明け方に電話をかけてみました。すると初めて先方の社長につながり、会社として初めて直接交渉に成功。すぐにアメリカに来て話をしようと渡米の日程が決まって買付をする流れになりました。

―会社に入って1年目の新人が一人でやったんですね。

もちろん、上司の丁寧なサポートや自分のような新人にもある程度の決定権を持たせてくれる社長の懐の深さあってゆえのことでした。でもすんなりうまくはいかず、その商材が日本でも珍しく、輸入するにも金額が高くて会社の半数以上の人から難色を示されて反対意見が多かったんです。もともと、自分としてはこうかな?と思いついたことも人の意見も聞きながら客観的に判断するという自分のスタンスがあるので、輸入をやめることもできましたが、その時はなぜか、御言葉を通してきた聖霊の感動があったので、反対されようとも「いける」という自信があったんです。結果、輸入して半年ほど経ってから何十トンという単位で売れるようにもなりました。そして初めて輸入するアメリカの商材でありながら、新人の自分が一からアポを取り海外まで行って一人で買付をしてきたことが、業界でも有名な顧客の目に留まり、一緒にイギリスまで商材を仕入れに行くようになりました。その商材がまた別の大きなプロジェクトに使われるようになって今に至ります。御言葉という自分の軸がない状態のままでは、ここまでにはならなかったと思いますね。

―日常の中で神様の力も感じながら、社会生活されていますが、今後の展望など最後に教えてください。

今やっていること、それは仕事もそうですし、映像制作もですが、これらを誰が見ても純粋によいものだと思える段階にしていきたいですね。映像に関しては、その場にいない人でもその場にいるかのような臨場感のある映像を作りながら、本当に自分がいいなと思うものを広めていきたいと思っています。コツコツと準備中です。ご期待ください笑)

映像制作をするときの構成や構想を記入したノート(右)には、文字がびっしり。文章を映像化するイメージで構想を練るという。映像の参考にしている多くの付箋が貼られた本(左)は、ジェフリー・マイケル・ペイズ著『ハリウッド映画の実例に学ぶ映画制作論 BETWEEN THE SCENES』(玄光社刊)。
オーストラリア留学時代の一幕。その際に仲良くなった教会の友人(右)とは今でも電話でやり取りする仲。
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