主の栄光教会ってどんな教会なんだろう?その答えは、教会に通う一人ひとりにあると考えます。教会を作っているのは、教会に通う一人ひとり。だからメンバーを知れば、その姿が浮かび上がってくるはずだと、連載コラムがスタートしました。教会の掲げるミッションとしてのSMART(Social・Motivative・ART)。そんなスマートな人たちの魅力に迫ります。
人の痛みを知っているがゆえの優しい強さ。そんな言葉がぴったりのメンバーの登場です。誰かに対して何か構えて取り繕うような感じはみじんもなく、自分にも相手にも正直な姿は、まさに天が育てたスマートな人。こんな若者がいたら、未来は明るい!!
File.036 仲田貴志さん(会社員・20代)
自分がやろうとした時に
神様が働きかけてくださるのを感じます。
―教会の人たちとの出会いはなんと小学5年生の時だったとか。ご両親が教会に通っていたわけではないんですよね?
はい。親が教会に通っていたわけではなかったです。自分が教会の人たちと一緒にサッカーをやったことがきっかけですね。2面あったグラウンドの片方で友達とよくサッカーをしていて、もう片方のグランドで教会の人たちがサッカーをよくやっていまして…。
―そこから聖書を学ぶまでにはどのような経緯で?
1~2年ぐらい一緒にサッカーしていましたが、場所が変わったようで一緒にできなくなりました。連絡先も知らなかったので会うこともなかったのですが、中学2年生の時に偶然、街で教会の人と再会して。そこでサッカーの場所を聞けたので、また一緒にサッカーをするようになりました。教会の人と知ったのは、聖書のことを聞くようになったからです。

―聖書と聞いてどうでしたか?
自分の母が、ある神道系宗教の熱心な信徒で、物心ついたときから宗教というものには触れていたので、抵抗はなかったですね。将来的にはどちらかの宗教になるのだろう、という気持ちで聖書を学んでみようと思いました。
―若くして信仰の土台がおありになったんですね。その落ち着きはどこからくるのかと思っていましたが…笑)
笑)。そんなに落ち着いてますかね。歳の離れた兄が2人いるので、年上の人たちと接するのが普通だったのかもしれないですね笑)。最初に聖書の話を教えてくれたのもご家庭をもった男性でしたし、よく側で自分の話を聞いてくれた人も家庭をもった方でした笑)。今思えば、周りは大人だらけでしたね笑)。

―おお。聖書の話は難しかったですか?
はい、難しかったですね!笑)聞いてはいましたが、正直どこまでわかっていたんだろう…。最初は教会の人たちと会うのが楽しくて教会に行っていたって感じだったかな。しかも、学び始めたのは中学3年生の受験期で、教会の人たちが「そんなに(教会に)来なくていいから勉強しなさい」と自分よりも気遣ってくれていたという…笑)。その後、無事に高校にも合格して進学しましたが、当時は教会に自分ぐらいしか中高生はいないこともあり、もう(聖書を)学ぶのはやめようかなと思った時もありました。「もう教会にも行くのを止めようと思います」と真剣に祈った翌日に、夢に主が現れたんです。夢の中で主はとても穏やかに接してくださったことを憶えています。神様から離れようとしている自分に、穏やかに優しく接してくださる姿を通して解かれるものがありました。
―ご両親は教会に通われているのをご存じで?
はい。父親が教会主催のイベントに参加して、実際に教会の人たちや雰囲気にも触れて、悪い人たちではないとわかって認めてくれた感じです。

―若い時から教会に通われたわけですが、よかったと思うことなどありますか?逆に苦しいなと思ったとなどあれば聞かせてください。
はい。より早い段階で神様について知ったことで、自分の高校の環境について祈ることができました。結果、3年間の部活もいい仲間に恵まれて、今でもその友人たちとつきあいがありますし、自分にとって一番いい環境を天が用意してくださったと思います。苦しかったことは…、周りに信仰を持っているのは自分しかいないという環境なので、2人の自分を使い分けないといけないことを苦しく思っていたかな。今では成長して、環境もうまく治められるようになったかと思います。
―2人の自分…。信仰をもった自分と、そうではないようにふるまう自分、みたいな感じですかね。確かにそうした葛藤はありそうですね。
そうでなくても思春期だと、自分自身の葛藤ってさまざまあるかと思います。
―ですね~。にしても、信仰を自ら選択して思春期を経てこられたなんて、大人ですね笑)なんだか葛藤のレベルが違う気がしますね。
笑)。いまだに日曜日に教会行きたくないな~とか思う時もありますよ笑)。
―あら笑)でも、仲田さんを見ていると、うまくバランスを取って信仰生活されているな、と感じます。
ですかね。教会には幅広い年齢のさまざまな人たちがいますし、自分よりもできる人も多くて一歩引いてしまうことも実はあります。そして「なんかしんどいな」となったときに 自然聖殿 に行って回復したりしてますね。あと、困難になったときに味方でいてくれる人がいるかいないかも大きいと思います。教会で出会った信仰の友の存在はもちろん大事ですが、自分がこれまで中学高校、大学、会社で出会った友人たちも大事に思っています。味方でいてくれる人を持つことは大事だと思っています。

―アーメン。もちろん、三位と主が分かってくださっている上で、自分を分かってくれている味方の存在は大きいですよね。そういうマインドがあるから、趣味も豊かに楽しめるのか…。
そうですね。自分は同じことの繰り返しが苦手で、新しいこともいろいろやってみたいタイプです。信仰を土台にして、神様の法に触れないことならば何でもやってこそかなと思っています。いろんなことに御心(神様の思いや計画)を見つけるのは楽しいですね。御言葉の土台があるから、世の中のさまざまなことも神様のメッセージや信仰とつなげて考えられるので。
―仲間を発見してうれしいです笑)ぜひ、今後も仲良くしましょう笑)
笑)

―大阪で大学卒業まで過ごされてから仕事で名古屋に来られたタイミングがちょうどコロナ禍の最中だったとお聞きしました。名古屋の印象はいかがですか?
名古屋と言っても長く住んでいたのは一宮市ですが、モーニング発祥の地と聞いたので、毎週土曜に必ず来ていたカフェが今日の取材場所です。モーニング、いいですよね笑)。あ、教会の印象としては…。主の栄光教会が、栄の方にあるので、物理的に遠くて距離を感じたのと、自分がいなくても組織として完成されているから、自分ができることはないかな、と(心の)距離を感じて一歩引いているところがありました…。
―あら。残念…。
でも、ひとつ大きな発見が先日ありました。北陸の主栄光教会主催のサッカー大会に参加した際に、今までとは違うポジションでプレーすることに。不安もありましたが、ゴールを決めたんですよね。そのことを通して「自分にはできることがないな」と思っていても自分がやろうとした時に神様は働きかけてくださると感じました。やってきたことが教会の中で何かしら生かされて使われてきたことが、これまでもありました。自分しか経験してきてないことがあるから、自分がやろうとするかどうかだなと思っています。

―さてさて、名残惜しいですが、最後にご自身の今後の目標などお聞かせください。
自分が中学生から聖書を学び始めてこともあるので、教会の中で、より中高生に関わっていけたらなと思っています。また、教会にさまざまな事情で通えなくなった人たちとも関係を切らさずに耳を傾けていけたらと思っています。
貴重なお話をありがとうございました。今のままの自然体で、ここぞって時に頼りになるアニキとして今後も中高生の味方になってください~!!よろしくお願いします!





サウナや旅行好きで趣味を満喫する特技(?)もあり

