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インタビュー連載コラム_vol.10「SMART」な人

主の栄光教会ってどんな教会なんだろう?その答えは、教会に通う一人ひとりにあると考えます。教会を作っているのは、教会に通う一人ひとり。だからメンバーを知れば、その姿が浮かび上がってくるはずだと、連載コラムがスタートしました。教会の掲げるミッションとしてのSMART(Social・Motivative・ART)。そんなスマートな人たちの魅力に迫ります。

今回は、教会生活を楽しみながら過ごし、縁の下の力持ち的な働きで輝きを放つメンバーにお話をお聞きしました。

File.010 鈴木拓也さん(30代・社会人)

苦しい思いをした10年がありましたが、
神様を恨む気持ちには決してならなかった。


―中学生の頃からずっと陸上(長距離)をされてきて、大学に入り思うように走れなくなっていた時に聖書を学ぶようになったとお聞きしました。

はい。なにか壁があるような感じで、何をやってもしっくりこない、そんな時だったと思います。

―聖書の話を聞いてどんな印象を最初持たれましたか?

実は…。日本語ですし、話としては理解できるのですが、眠かったんですね…。しかし寝るまいと伝えてくださっている方の顔の輪郭を目で追って眠気をこらえるという感じでしたね、最初は…笑)

―笑)そんな中で、信仰を持つようになったきっかけはありましたか?

聖書を学ぶ中で、神様の存在や思いを知って、それを疑うなどはなかったですが、自分に本当に信仰が入ったと言えるのは、教会に通うようになって10年くらい経った頃かなと思います。もともとアトピー体質だったんですが、大学に入ってからひどくなってとてもつらい時期を過ごしました。かゆみがひどく、見た目もよくないですし、寝ている間にかかないようにとガムテープで自らの手を縛って寝たこともあるくらいで。

―時期的には教会に通うようになられて、より症状がひどくなったとうことですか?

そうですね。神様に出会ったのになぜ?という思いも正直ありました。そのつらい思いを祈り続けて、実際に症状がよくなるように食事などあらゆることもやってみたんですが、解決しないなと感じていました。しかし、そんな中でも自分としては神様を恨むことは決してなかった。そして月明洞に行った際に、CGM(キリスト教福音宣教会)の鄭明析牧師にアトピーのことを祈っていただいく機会があり、その時から症状が回復していったんです。「神様は見ていてくださるんだな」と本当に実感できました。なので、この時から自分に信仰が入ったと言えると思いますね。

―つらい経験の中でも、神様を決して恨むことなく祈り続けた、その心の中心を見て神様が祝福をくださったんだなと思いますね。

そうですね。つらい期間、自分としては神様を恨まずに何か意味があるんだろうと思っていました。これも、聖書を通して教えていただいたことです。

―さて、現在は、教会のメンバーで行うイベントの際など、頼もしい裏方として大活躍の鈴木さんですが、先日の企画でもいろんな面白いアイテムなども作って皆を楽しませてくれています。

最近では、教会のメンバーでバトンをつなぎながら愛知県、岐阜県、三重県といった東海地域を走る駅伝や、公園での大規模鬼ごっこやウォークラリーの企画を行なったりしました。いわゆるTV番組の美術・小道具さんみたいに、企画内で使用する電子錠の金庫や鍵などを3Dプリンターやレーザーカッターで作ったりしました。ただ、これらも自分がやりたいんですよ笑)。しかも、せっかくやるなら、もっとよく、もっとみんなも楽しくできないかなと考えて、いろんなアイテムを考えて作っています。

―結果、それこそ子どもから大人まで楽しめる企画になっていますね! 駅伝の時は、走りに参加していない教会の皆も楽しめるように、動画配信を使って中継もしてくださいました。つまり、アイデアがどんどん湧いてくるわけですね。

大人になって、駅伝したいなと思ってもなかなか形にできないし、みんなで遊びたいと思ってもなかなか難しいじゃないですか。でも、やりたいなと思った時にそれを形にできる環境=主の栄光教会がある笑)。一緒にやる仲間がいて、自分が楽しいし、楽しんでくれる人のことを考えると、アイデアが湧いてきて、形にしたいと思います。3DプリンターもCADが使えないといけないのですが、1年独学して使いこなせるようになってきました。面白いことが何かないかな?と思って自分のためにやっているうちに、教会のみんなにとっても楽しいことにつながっている感じですかね。

―しかも、何かをやろうとして行うとき、一つになって楽しくやることができるのが主の栄光教会のよさですね。そんな教会の、いま信仰を持ち始めた人や、まだ教会に通ってはいないが、信仰を持とうとしている人へのメッセージなどあればお願いします。

今後、100年以内には日本でも神様を知って、教会に通う人ももっともっと多くなってくると自分は思っています。そうなると、自分自身の姿を通して、神様の思いや働きを伝えていくためには、自分らしさを磨いておくことが大事なのかなと思っています。教会の中でやっている何気ないことでも、それが自分らしさにつながるぐらいにやってみることが大事じゃないかと。「自信と自由」、これは聖書を学ぶ中で自分が実感していることなのですが、これを感じつつ楽しみながら教会にも通ってほしいと思っています。

―真理の上の自由、そして、神様が絶対的な味方だという自信、ですね。

そうですね。教会に通っていない人にもお伝えしたいですが、教会って思っている以上に自由な世界ですよ、と笑)。楽しい人もたくさんいますし、皆個性が豊かで平和ですしね。仲間もいるので、来てみてよ!って感じです笑)。

―ライトでいいですね笑)! きっかけは人それぞれですが、神様がその人に合わせて呼んでくださる時があり、そして自分が夢だと思っていることも神様の世界でかなえられるという喜びが伝わってくる今回のお話でした。ありがとうございました。

ウォークラリー企画で、フォトスポットを主の栄光教会1階のギャラリーに設置。大型印刷機での印刷はできなかったため、A4サイズで出力した紙94枚を4時間半かけて教会のイベントスタッフメンバーとともに貼り付けて作成した。アナログ作業も楽しい思い出に。

電子錠金庫は、暗号を入力する形式のもの。カギはプラスチック製で、3Dプリンターを使用して作成。「ひらがなパズル」と題したアイテムはレーザーカッターで制作。企画後も子どもたちのおもちゃになればとの構想もある。いずれのアイテムもウォークラリー企画で使用。

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