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主の栄光教会インタビュー連載コラム_Vol.13

主の栄光教会ってどんな教会なんだろう?その答えは、教会に通う一人ひとりにあると考えます。教会を作っているのは、教会に通う一人ひとり。だからメンバーを知れば、その姿が浮かび上がってくるはずだと、連載コラムがスタートしました。教会の掲げるミッションとしてのSMART(Social・Motivative・ART)。そんなスマートな人たちの魅力に迫ります。

今回は、ほんわかした癒し系キャラクタ―でありながら理系のバリキャリ女性として社会的にも活躍されているメンバーの、行動力と結果を残せる秘密に迫ります。

File.013 小鳥遊 文乃さん(社会人)

やろうと思ったらスタートは早いと思います。
とりあえずやってみよう精神ですかね笑)


―小鳥遊さんが教会に通うようになられたのは、大学院時代からだとか。東京大学の大学院をご卒業されていますよね。どのような経緯で東京大学に?

はい、横浜の大学に通っていましたが、院から東京大学へ進学しました。東大に行きたかったというよりは、やりたかったことをやっている研究室が東大にあったんです。しっくりくる研究をやっているのが東京大学の私が通うことになった院の研究室でした。環境問題に対して負荷を下げる技術を学びたかったのですが、そのために必要な燃料電池を作るには、大学院を受けた方がいいという教授のアドバイスもあって。そこで大学の理学部に通っていましたが学部長にやりたいことを直談判し、どうしたらいいかとアドバイスを求めたところ、知り合いの教授が東京大学でその分野を教えているということで、進学の準備を進めることになったんです。

―学部長にまで直談判された行動力はさすがです笑)! ちなみに材料工学という分野を研究されているとお聞きしましたが、そもそもどのような経緯でその分野に興味をもたれたのでしょうか?

中学生の時に英語の授業で『アポロ13』(UIP配給)という映画を見たのですが、宇宙ってすごい!これだ! 宇宙より大きなものはないと感銘を受けて笑)、NASAで働きたい! と思ったんですね。実は理系は得意ではなかったのですが、理系に進みました。そして宇宙の勉強ができるところを探して、横浜の大学に進学しましたが、3年生の時に地球の環境問題の授業がありまして…、地球をなんとかせねば! となり、宇宙から地球に進路を変更して材料工学に興味を持ち、そして現在の仕事にもつながっています。

―この進路変更にも神様の働きがありそうですね。強い感動を覚えることや好きなことを通して神様は働かれると聞いたことがあります。さて、大学院に行かれてから教会に通うようになられましたが、聖書の話を聞いて最初はどのように思われましたか?

聖書の話に関しては規則正しいという印象でした。おとぎ話ではないんだと。

―信仰はどのように入っていきましたか?

お祈りがきかれている! というのが大きかったですね。とても具体的なお祈りをしてことごとくかなったので。明確に答えがもらえる祈りをしたらいいよと教えてもらったこともあり、明日、ハーゲ〇ダッツのアイスが食べたいのですが…なんてことを祈っていました笑)。

―なんと! かわいらしいですね! 確かに、具体的なお祈りは必要ですよね。

お祈りというのがよくわからない状況のなかで、食べ物系のお祈りが多かった気がしますね笑)。でも、実際に母がなんだか食べたいから買ってきたと言って、食べたかったアイスが目の前にあるなど、具体的に祈ったことそのままかなったので「ああ、神様はいるんだな」と。神様はこんなに小さな思いも聞いてくださるんだという体験を通して、信仰が徐々に入っていきました。

―小さな経験から少しずつ入っていったんですね。このエピソードを通してもそうですが、小鳥遊さんと接していると、素直だなという印象が強いです。やりたい学問をやってこられたのも、もちろん優秀な成績を修めてこられたからこそ可能なことだとは思いますが、勉強に対してもやはり、素直さが大きいなと個人的には感じます。また、進路変更や行くべき研究室への道のりも、その幼子のような心に神様は働かれたのだと感じます。あれこれ思い悩んだり、抗ったりするよりもすっと受け入れる姿勢があるゆえというか…。

そうですね。あれこれ悩む時間があまり好きではないというのはありますね。いいと言われたらやってみよう、もっとよくなるならやってみようという思いがありますね。

―聖書を学ぶ中で変化したところなどありますか?

理不尽なことに対して怒る感情がなくなったのは大きな点かなと思いますね。キリストの犠牲について知ったからこそだと思います。負の感情への対応の仕方が変わったかなと思います。

―ただでさえ穏やかなことに加えて、負の感情もコントロールできるとは、無敵ですね笑)。そんな無敵な小鳥遊さんですが、やりたいことを突き進めた結果、現在は日本を代表するメーカーで開発エンジニアとして勤務されています。社会生活で、その無敵さがにじみ出た経験などありますか?

無敵ではないですが笑)、前世で世の中を救った人なのでは?! と言われたことが最近ありましたね笑)。新しいプロジェクトを任されることになり、これまでやっていた案件を引き継いだんですが、私がやっているときはスムーズで本当になんの問題もなかったんですが、引き継いだ途端に、トラブルばかりが起こったようで。お祓いにいかないと!!とチーム全体で話し合われるぐらいでした。私が担当していた時は、本当にうまくいかないことがほとんどなくて。

―すばらしい! 小鳥遊さんの行動や姿を通して神様の力を表していると思います!

そうだといいですね。信仰を持っていることを周りが知ることになったら「ああ、だからなんだ」と言われる人になりたいと思っています。自分の生き方そのもので、神様の姿を表していきたいですね。

―生活の中で意識されている聖句などありますか?

マタイによる福音書の5章16節に「人々があなたがたのよいおこないを見て、天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」(口語訳より抜粋)と書かれています。なので、常に神様を信じる人ならばどうするのがよいかを考えて行動するようにしていて、この聖句を実践する人になりたいと思っています。

―生活の中で必ず訪れる選択の機会にとって必要な聖句ですね。ちなみに、小鳥遊さんはハープを最近はじめられたとか。高校から大学までチアリーディングもされていたとかで、まさに文武両道ですね。

ハープは大人からでも始められて、ずっと続けて天に栄光を帰せる楽器はなんだろう…と探して始めてみました。応援する側のチアリーディングもよかったのですが、自分から栄光を帰せることをやってみようと思ってハープを始めました。

―何事もまずはやってみようと思われる感じですか?

はい。まずはやってみよう精神ですかね笑)。宇宙に関しても地球に関しても自らやってみようと思って突き進めてきました。神様の御心からズレずに「決めたことはやる」というのがモットーとしてあるので、やってみてだめならだめで次の御心を探すことですし、やろうと決めてやれることはやり続ける方だと思います。毎日誰かとお祈りする、というのも決めてからずっと続けていますよ。

―最後に、キャリアも十分に積まれてこられた小鳥遊さんですが、今後の展望などお聞かせください。

実は本当の意味でのキャリアもビジョンもこれからだと思っています。自分が神様のためにできることを現在も探している状況です。もっと専門性をもって自分にできることに挑戦していきたいと思っています。信仰のよさを伝えていきたいと思っていますが、そういう気持ち自体をくださったのが神様の愛なので、その愛に応えたいなと思いますね。

―貴重なお話をありがとうございました。結果を残せる人だからこその、気負わないスマートさを実感した取材時間でした!

仕事以外でも神様のために何かできないかと、ジム通いを経て、ヨガインストラクター取得に向けて体を鍛え中。
定期的に演奏会にも参加していて腕を磨いているハープ。写真で手にしているのは17弦のアイリッシュハープだ。
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